Nerdyな人が増えて来た喜ばしい日々
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2006年 01月 03日 ( 1 )
アメリカ人を好きになってわかったこと
American Édudesというサブ タイトルが付いている。

著者: 小手鞠るい
出版社:文香社(2002年出版)

NY市に日本の本を置いている図書館がある。そこで去年の暮に、何冊か借りて来た。この本は其のうちの一冊だ。

紀伊国屋書店のシールが貼ったままになっている本が多くて、日本へ帰国する人が日本の本を寄付したのが本棚に収まっているといった風がある。

この本を持っていたのは日本人女性かな、アメリカに来てアメリカ人男性と恋をして買ったのかな、それとも帰国したかな。日本人男性が読んだという事だって有り得る。

著者は日本人女性で、アメリカ人と日本で結婚してNY州に住んでいる、と書いてある。

私も京都でアメリカ人と結婚してNYに来た日本人女性だから、ソオいう女性の物語を覗いてみたい好奇心が湧いて来た。何が分かるのか、ソレも知りたかった。

次の短い文章が序文になっている。

好きになったのは、アメリカ人だった.....。
東京で、ニューヨークで、京都で、
アメリカ人と出会って運命の恋におちた人、別れた人。
そんな日本人女性たちが私に語ってくれた、たくさんの物語。
そこに私の恋愛物語を編みこんで、
5つのラブソトーリーを書きました。

目次の後は次の5つの事が載っている。

アメリカ人を好きになってわかったこと。

その1愛は決してお金では買えない、ということ
その2相手のために我慢することはお互いを不幸にする、ということ
その3世界には、あなたのことをさがしてくれる人が必ずいる、ということ
その4お互いを理解するためには言葉を越えたなにかが必要だ、ということ
その5あなたを幸せにできるものは、あなた自身しかいない、ということ


5つのラブストーリーに基づいて5つの事が分かったという事だと思う。

序文は、抵抗なかったけれど、この5つのリストは、本文を読む前に読んでも、本文を読み終わってから読んでも、どうもスッキリしない。アメリカ人を好きになって分かった事は日本人を好きになって分かる事とは違うのかな。そんな疑問が私に湧いて来た。

その1は、愛がお金で買えないのは当たり前って気がする。お金が無くて愛に傷がつくという事は、よくある事だけれど。

その2は、相手の為に我慢するという事はお互いを不幸にする、と書かれているけれど、果たして相手の為に我慢するという事があるのだろうか。
馬の首に縄をつけて水飲み場に引っ張って行っても、水を飲むのは馬で、強制的に脅されて我慢を強いられる場合は例外として、相手の為に我慢する、というのは、どうもピンと来ない。相手の事を好きだから我慢したいから我慢すると選択する自分があるんじゃないかなあ。相手の為に我慢する...、なんとなくが我慢させられているといった受け身のニュアンスがある。我慢という語彙の使い方が悪いのかも知れない。

その3は、言葉の使い方がピンと来ないけど、これは言葉のあやで、云わんとする事は分かる。

その4は、これも当たり前の事で、別にアメリカ人を好きにならなくても分かる事だ。多分、これは相手の言語を上手に使えなくて言いたい事が言えなくても、それを越えた何かが必要だと云う意味だろうね。何かとは何か。
これは相手の立場等を理解する力という事か。それを何かと書いているのかな。
何かは、フィーリングかなあ。何かがある、とは何だろうか。

その5も、別にアメリカ人を好きにならなくてもソオだ。

どのリストも、アメリカ人を好きになってから分かると書かれている様に私は読むので抵抗感がある。

5つのラブストーリーも別にアメリカ人男性と日本人女性だからというラブストーリーじゃないし。

著者は、日本人の男性と恋愛した事があって、それが悪い愛で、それとエラい違うという体験をしたのかも知れない。だから、アメリカ人を好きになって分かった、としたのかも知れない。よう分からない本だった。
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by nerdy | 2006-01-03 14:19 | 読書