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かまきり
アニマル プラネットのテレビチャンネル、其の中でも火曜日7時半から放映される The Most Extremeという番組には中毒症状なのですが、何分、ヤンキーズの中継と重なるというデジャヴーもありますが、ま、それは押しのイッテで何とか観るとして。
昨日はトランスフォーマーズ、変身とでも訳すのでしょうか、それに関して最も奇抜のトップ10を挙げていた。 順位は忘れたけれど、色々あって、一匹のオスが率いる魚の群れでオスが死ぬとメスの群れから一匹が完全にオスに変わる早業が起こる。これなんかは、さほどギョッとしないけれど、昆虫のカマキリには仰天。 カマキリの早業は、コンフーや合気道で大いに研究されたのは有名な事といっても、しかし、参りました。 メスのカマキリはオスよりも体が大きくて、しかもオスはメスが内に宿す卵に受精している時にヨガのポーズをしてメスに首を取られないように上手く誤摩化して事を終えたかに見えた。 よくやったね君、ラッキーなオス、と思うも束の間、なんとした事か、このオスはロマンスのお相手に再度、挑むじゃないですか。何を考えているのか。 「あれ? 何か変」なのかしら。 止めときなさいって、と思うも無駄で、私から見ればドジもドジ、大ドジで、再度、挑みさえしなければ、別のメスと御目もじという機会もあるものを、遂に断首の運命を辿った。 「さっきの受精していなとヤバいから」と再度見直す神経症? それも、メスが首をムシャムシャ食べているのに、胴体だけで技が続行しているではないですか。あーヤだヤだ。 解説者は、オスの頭は受精卵の栄養素になると言っていました。しかし、カマキリの早業があれば、何もお相手の首を食べなくとも、獲物はアッという間に捕らえられそうって感じもしないではない。 もっとスゴいのは、頭はとおに食べられてしまって、胴体技も終わって首なしの胴体がガサッと地面に落ちても、受精の技の部分だけはしばらく動いているではないですか! 夏の夜の怪談なんて、大人騙しよ、コオなると。 昆虫人生の悲哀を見たって感じで、何とも儚い。 もともと昆虫恐怖症の私は、ますます恐怖症が悪化してしまった。足が8本のも同等扱い。 昆虫の拡大写真を見た事がある。 あれは脊髄動物ではない。まさに強力な殻が殆どの怪物。殻が生きている感あり。生身の人間など刺身にしてくれる、といった顔をしている。 取って付けたみたいに「俺は昆虫じゃないからな」と夫は言って、私はその様な事をまだ言う前なのに、即、ヤンキーズにチャンネルを変えて、私の応用話が進むであろうという被害妄想による防御線を張る。 しかし、切ないものを見てしまった。
by nerdy
| 2006-07-20 08:42
| 読書
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