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The Pianist
The Pianistのビデオを観た。 何度かこの映画を観たという次女は、私がこの映画が好きに違いないと思って借りて来たと言う。She made my day.
ポーランドの偉大なピアニストであり、作曲家であり、ピアノ教師であったショパンのピアノ曲が映画の様々な場面で流れる。 夜想曲、ワルツ、マズルカ、バラード、ポロネーズ、、、、 ポーランドのユダヤ系ピアニストWladyslaw Szpilmanがナチスの迫害の中で生き延びた実話を元にしている。 迫害を受けるユダヤ人のピアニストが、狂いに狂った戦争に廃墟と化した建物の中に残っているピアノを弾き、その音楽がドイツ人軍人の心にも響き、それが生存に繋がる。 ある場面では、ドイツ人が弾くベートーベンのピアノソナタ月光の曲の出だしが流れるが、これは、別にベートーベンに関係なく、ドイツ人だからオーストリアのベートーベンの曲にしただけに過ぎないに違いないが、ショパンのピアノ曲とベートーベンのピアノ曲はタッチが違うだけに、組み合わせが愉快と言えば愉快。 ショパンの曲は、現実の世に目覚めているのではなく夢の中に居る曲、液体を思わせる曲、あるいは歌う曲と言われるが、狂いきった時代の状態と、その中を水のように流れるショパンのピアノ曲との取り合わせが見事に決まっている映画であった。
by nerdy
| 2006-04-24 14:23
| 鑑賞
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