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Nerdyな人が増えて来た喜ばしい日々
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2005年アカデミー賞候補作品
2005年アカデミー賞候補のリストが発表された。今年は深刻な映画が多い。
日本の映画が2本入っている。
1つは宮崎アニメで、もう1つは広島原爆のドキュメンタリー。

候補作品リストの中で私が観た映画は
Good Night, and Good Luck
The Constant Gardner
Memoirs of Geisha
War of the Worlds
だけ。

あまり映画館に行っていないわ。

もしアカデミー賞関連者達がネットで一般人からの投票を募ったとしたら(募らないけれど)、私が選ぶベスト ピクチャー賞はGood Night, and Good Luckだ。フォトグラフィー賞もコレに投票する。白黒映画にしている点が画面の奥行きや陰を綺麗に出している。音楽もピアノとサックスの二重奏で、これまたイイ。ワーナーブロのインディペンデント映画だ。

時代は1953年、場所はアメリカ。 今だジャーナリズムの神様と言われているEdward R. Murrowの実話を2005年に映画化したもの。白黒映画で、しかも古い時代の雰囲気を充分に出している。事の内容も今のテレビ ジャーナリズムを考えたら50年経過した今でもピッタリコン。

マンハッタンのダウンタウンの写真映像スタジオが有る辺りの小さな映画館で上映され、派手じゃないし、怪物や武器が出て来る訳でもないけれど、味わえば味わう程に味がある映画。

別にエドワード マロー役を演ずる主役のDavid Strathairnが魅力的でセクシーだから、この映画がイイという訳ではない。

だけど、この人、実に魅力的でセクシー。ベスト男優賞の候補に上がっている。テレビ放映で喋る以外には、それほど台詞がある訳ではないけれど、画面に何時も出て演技をしていなくてはいけないというのも難しいんじゃないかなあ、と思う。

助演女優賞にPatricia Clarksonは入っていないけれど、この人、演技も上手だし、それにスゴい美人。

The Constant Gardnerの映画は良かったけれど、話しの内容にしては裏付ける事実の録画部分が無い。これが惜しい点だ。観る側にとっては力強さに欠ける。個人の頭の中で作り上げられた事、あるいは現実に対して個人的に解釈をして、それが感情、或はエモーションとなって話しを書いて映画化したと思われたら、それでオシマイになってしまう。

Memoirs of Geishaは、ちょっとなあってとこ。
War of the Worldsは本だけにして観なければよかった映画だった。
by nerdy | 2006-02-03 10:24 | 鑑賞
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