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私の年越し
大晦日の夜から元旦の夜明けまでは家に居ないのが長年のウチの習慣になっている。ニューヨークに来た当初は、タイムズスクエアのボールが落ちる所に行ったものだが、アメリカが珍しくて仕様がない私に夫は仕方なく付き合ってあげていたといった感があった。この大勢の中に揉まれる位なら、どんな事でもするという解決法なのか、12月に入ると、夫は年越しをするレストラン探しをする様になった。
2005年の大晦日は「えん」というレストラン。「えん」って円なのか縁なのか宴なのか園なのか塩なのか艶なのか苑なのか炎なのか、それともフランス語でenってあったような、とかで「ハッキリしてくれへん?」という感じで、 「なんかヘン。和洋折衷みたいなヘンテコなウルトラモダン芸術みたいなとこだったら私ヤ」と、感謝の心も無く言う私だったが、こういう我侭な私の口と心は必ずしも繋がっていないという事を知っている夫は痛くも痒くもない。 完全に手のウチを見られてしまっているというのは、勝ち目なし。 行ったが最後、満足どころの騒ぎではない。満足も満足、非常に満足。 グリーンティー マティーニというのを始めて飲んだ。 「蜂蜜が入っているんですよ」と持って来てからウエイターが言う。 「しまった」と思ったけれど、抹茶に見えるマティーニを一口。蜂蜜は入れない方がイイかも。 食べ物でまず頼んだのは 「生湯葉のさしみ」これ最高中の最高。生湯葉が食べたかったのよね。 「生麩のさしみ」これ最高。美味しい味噌が乗っている。 「納豆のサラダ菜巻き」これは私が巻いてあげるかわりに食べるのは夫。 「中トロの刺身」これは殆ど私が食べる専門。 ここで日本酒を注文。これは私の仕事。大河ドラマの「義経」が平泉で切腹したのを記念して「ひらいずみ」に決める。冷やじゃなくて熱燗にする。 「黒豚の唐揚げ」紫の紫蘇の葉を巻いて唐揚げにしてある。これグッド アイディア。 お店の隅でお餅付きが始まった。 「つきたてのお餅」これ、美味しかった。 「鮭茶漬け」この頃になると、もうお腹が一杯で、お茶漬けは入らない。 2006年まで、アト6秒で、店中で逆算が始まった。ゼロでハッピーニューイヤー。お店の人が酒樽を杵でたたいて開けて新酒をマスに入れて振舞うので、二つ貰いに行った。このマスは杉の良い香りがする。持って帰りたいからアメリカ人のウエイターに聞くと、新しいのを二つ持って来てあげると言って、二つ新しいのをくれた。 店長が来て、「今年のベストドレッサー賞です」と私達に言いに来た。夫は大晦日はタキシードを着て出かける事に決めている。だから私はジーパンにセーターという訳にいかないから黒の袖無し襟無しのミニドレスに黒の網タイツにブーツ。 ベストドレッサー賞といっても、賞が無い所がこれまた面白い。 もう一本、「ひらいずみ」の銚子を空けて、完全に私はホロ酔い気分。 帰る準備をしている時に二つの新しいマスをカバンに入れようとしていると後部にいた日本人のウエイターが 「そのマスは持って帰ってはダメですよ!」と険しく言う。 「あの〜、コレ貰ったんですけど〜」 「誰に!」 「お店の人」 「あの毛の長いアメリカ人でしょう」 (しまった、これヤバい。こいつ、仕事で競争心を燃やしている感じムンムン) 「髪の毛、長かったかなあ、そこまで記憶にない」 「アイツですか?」 (しつこいよ、薄暗くて、アイツかコイツか、ドイツの事を言っているのか分かれっての?) 「何処?」 「いいです、持って帰って下さい」 「ありがとう、これ、良い香りがして懐かしいのよね。」 マティーニと日本酒には悪酔いしなくて楽しくなるお酒だったから私もアイツも助かったけれど、これがワインなら、あの日本人のウエイターに絡んでいた可能性が高い。私を絡み酒にする奴はヤなのだ。アイツ、かなり、しつこそうだし、あとで問題を起こしたりして、ウイエターとしてはプロの方に いちゃもん付けなければイイけど。 こんな具合で年が明け、混雑した地下鉄に乗って、夜道を歩いて4時に帰宅、次女は帰宅して勉強していた。長女とフィアンセは公演で大晦日を過ごした模様で、これから新年会があるそうだ。 元旦はお昼起きで新年が始まった。今年の抱負を決めないうちに年が明けた。 今年の抱負 ワインは外では飲まない事
by nerdy
| 2006-01-05 02:21
| 日記
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