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ポリーニのバッハ平均律第一巻CD
ドイチェ グラマフォンのポリーニのサイトで一部だけだけれども試聴できるので それを毎日の様に聴きながら10月15日発売を待ち続け、15日に成ったと同時にインターネットで検索し通しだったのだけれど、アメリカでは未だ届いていない様子です。
やっとアマゾンで注文だけは取り扱っているのを見つけたので、早速注文したけれどCDが何時在庫に入って私の手元まで届くのかしら。年末かしら。 それまでは このページで(クリックしてみて)試聴するしかないわ。 ページが出て来たら左欄のタグから E-player をクリック、すると eplayer のページが出て来るので其の文章中のブロック体で書かれた語彙 eplayerをクリックすると5曲まで聴ける。何故か3部目のプレリュードまでで、6曲目フーガは音が聴こえてこない。 バッハの2声インヴェンション、3声インヴェンション、そして 平均律でプレリュードと組に成っているフーガでは声部が4声、5声と増えて楽譜が複雑化してくる。 ソプラノで歌う背後にアルトの声があり、そこへ低音のバリトンが入り、主音であるソプラノにバリトンが語りかける。全体に幾つかの声が織りなす対話が続き、ある時は非情に難題な事の対話であったり、またある時は内なる声の囁きの様であったり。 明るい歓喜で終わるものや静かに余韻を残して終わるもの。時には激情がぶつかり合うけれど、しかし決して格調の美を崩さないバッハ。 いつも思うのだけれど、大人に成って人生経験が豊富になればなるに従ってバッハの曲への理解が深まって行く。バッハの曲だけに限らず作曲家が曲を書いた時の真髄にある程度は触れる様になるのではと思う。 はやく第一巻の全曲を聴きたいわ。試聴の限りではポリーニの誠実さが溢れていて、しかもスピードも聴いていて心地よい。 過去、バッハ演奏家の中で ものすごいスピードで弾いた人が居たけれども私の個人的な意見では、その演奏家はバッハの醍醐味を損ねてしまっていると思う。 一日も早くCDが届いてポリーニのカンタービレの美しさを早く聴かせて頂戴です。
by nerdy
| 2009-10-19 14:09
| マウリツィオ ポリーニ
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