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今年の感謝祭(11月26日木曜日)は、北部ヴァージニアのアレキサンドリアで過ごしてきました。この週末にニューヨークに戻って来たところです。 アレキサンドリアはワシントンDCからポトマック川を渡ったところにある古い街。
滞在場所のすぐ傍に非情に興味をそそられる建物があるので調べたところ、建国の父ジョージ ワシントンにまつわるフリー メイソンの建物と解明。ガイド ツアーがあるとの事なので、感謝祭明けの金曜日に早速 参加してきました。 1910年に建設を起案、、1922年に建設が開始。建築様式はエジプト、ギリシャ、ローマの3つの様式を合体させている。 「天使と悪魔」「ダヴィンチ コード」の著者のダン ブラウンが今秋、ワシントンDCをテーマに、再度 メイソン関係で「THE LOST SYMBOL」を発行した為なのか、ツアーは大人気。私は未だ読んでいないのですが、ペーパー パックが出たら読んでみようと思っているところ。 これが その建物。古い町並みのキング ストリートを見下ろすように建っている。 デザインの原型はエジプトのアレキサンドリアにある古代からの灯台を基にしている。 どことなくピラミッド風の屋根の部分など日本の国会議事堂を思い起こしてしまいませんか? 入り口の天井に見慣れた模様を発見。日本でお寺を示す卍のマークを思わせる。この卍のマークは正しい方向に向いている。 これは エルサレムのソロモン宮殿にちなんだもの。ヘブライ文字は神の名前を書いてあるそうだ。 ピラミッド式屋根の下にある展望台から見たところ。 興味をそそられる方は ここをクリック #
by NERDY
| 2009-11-30 13:26
| 日記
バッハの音楽がその時代のジプシーが奏する音楽から強い影響を受けたとする説があるのを知ったので ここに紹介しますね。
その説をとく人はモントリオールのMcGill大学で教鞭をとり、バロック音楽リコーダー奏者でもあるMatthius Maute氏。ドイツ出身で、 Ensemble Caprice(アンサンブル カプリス楽団)を結成、今はカナダのモントリオールを本拠に演奏活動もしている。 彼によると、バロック時代の作曲者でバッハの親友でもあったG. P. Telemannは当時のジプシーが演奏する音楽からインスピレーションが湧いたのだから、そのTelemannと深い親交を持っていたバッハと民族音楽について話し込んだに違いないとする。 なにわともあれ、1730年にさかのぼる民族音楽のメロディーの楽譜 Uhrivska集のメロディーとTelemann作曲の曲を聴いてみるのが1番。 とりあえずここをクリックして聴いてみてね。 ウーン、、成る程となるの間違い無し。 バッハが若者であった頃はドイツの北東部に放浪の旅をした。それならジプシー音楽に出逢ったのは必定と仮定しても自然な事だと言う。そう言われてみればバッハはポロネーズを作曲している。 Maute氏がバッハに関する事実を明らかにするところによるとバッハはフリー スピリットの人物で、しかも 権威(自分より身分の高い貴族やバッハの雇用者である教会)に対して へつらう事が皆無の人であったそうだ。遂に1917年には公爵の怒りをかって、バッハは牢屋に入れられた。 また、バッハがオーケストラを指導している時、1人のバスーン奏者に対して「全く話にならないヒドい奏者だ」言った事から その奏者と取っ組み合いの殴り合いになり、最後は剣を抜くまでに発展して傍に居る人々がやっとの事で取り押さえたエピソードがあるそうだ。バッハのように当時で言うハイクラスの身分の人は、そういったタチの喧嘩はまずはしなかったと言う。 バッハの曲のバランスの取れた形式の中に圧縮されて時々見え隠れするフリーな人間の豊かな感性や声楽の対位や折り重なり合いを改めて見直してみるのも良いかもね。 この楽団が今週土曜日にコロンビア大学のミラー劇場に演奏に来るのですがバッハをどの様に演奏するのか聴きに出かけてみようかなあとと思っているところです。よくよく考えてみれば「バッハはこう演奏するものなのです」といった受け継がれて来た決まり、そんなものなどは存在しないわ。バッハにあるものと言えば演奏者の創造性と独自性の尊重だわ。 #
by nerdy
| 2009-11-09 13:41
| 鑑賞
ドイチェ グラマフォンのポリーニのサイトで一部だけだけれども試聴できるので それを毎日の様に聴きながら10月15日発売を待ち続け、15日に成ったと同時にインターネットで検索し通しだったのだけれど、アメリカでは未だ届いていない様子です。
やっとアマゾンで注文だけは取り扱っているのを見つけたので、早速注文したけれどCDが何時在庫に入って私の手元まで届くのかしら。年末かしら。 それまでは このページで(クリックしてみて)試聴するしかないわ。 ページが出て来たら左欄のタグから E-player をクリック、すると eplayer のページが出て来るので其の文章中のブロック体で書かれた語彙 eplayerをクリックすると5曲まで聴ける。何故か3部目のプレリュードまでで、6曲目フーガは音が聴こえてこない。 バッハの2声インヴェンション、3声インヴェンション、そして 平均律でプレリュードと組に成っているフーガでは声部が4声、5声と増えて楽譜が複雑化してくる。 ソプラノで歌う背後にアルトの声があり、そこへ低音のバリトンが入り、主音であるソプラノにバリトンが語りかける。全体に幾つかの声が織りなす対話が続き、ある時は非情に難題な事の対話であったり、またある時は内なる声の囁きの様であったり。 明るい歓喜で終わるものや静かに余韻を残して終わるもの。時には激情がぶつかり合うけれど、しかし決して格調の美を崩さないバッハ。 いつも思うのだけれど、大人に成って人生経験が豊富になればなるに従ってバッハの曲への理解が深まって行く。バッハの曲だけに限らず作曲家が曲を書いた時の真髄にある程度は触れる様になるのではと思う。 はやく第一巻の全曲を聴きたいわ。試聴の限りではポリーニの誠実さが溢れていて、しかもスピードも聴いていて心地よい。 過去、バッハ演奏家の中で ものすごいスピードで弾いた人が居たけれども私の個人的な意見では、その演奏家はバッハの醍醐味を損ねてしまっていると思う。 一日も早くCDが届いてポリーニのカンタービレの美しさを早く聴かせて頂戴です。 #
by nerdy
| 2009-10-19 14:09
| マウリツィオ ポリーニ
You tube で ラフマニノフのプレリュードを検索していたら、"Rachmaninov had big hands" という楽しいビデオを発見。
どのビデオも愉快だけれど 特に2番目 「ラフマニノフは手が大きかった」 のビデオは傑作中の傑作。 ここをクリックしてみてね。 #
by nerdy
| 2009-10-09 02:43
| ピアノ演奏家
レッスン中に私はピアノの先生から こんな ドキッ! とする質問をされた。
なんと 咄嗟に私の口から出たのは 「ヴラディミア アシュケナージ と キーシン」 先生は、「私もキーシンは大好きです」 とアシュケナージを割愛して言った。 アシュケナージは? と私は思ったけれど声にならず。それはよいとしても 私は何故に「マウリッイオ ポリーニ」と言わなかったのだろうか。 「あなたはピアニストで誰に恋をしていますか」 と質問されていたとしたら ポリーニと言っていたかも知れないし 誰にも恋はしていない、と言っていたかもしれない。 「ポリーニ」と言えなかった事に後悔の念。 いやしかし びっくりする事 聞かんといて、、です。 #
by nerdy
| 2009-10-05 09:43
| マウリツィオ ポリーニ
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